マキタスポーツ提唱「10分どん兵衛」流行語大賞に?

2016年01月07日 10時00分

日清食品が出した太っ腹のおわび(ホームページから)

 お笑い芸人で俳優としても活躍するマキタスポーツ(45)が新年早々「“10分どん兵衛”で2016年の流行語大賞を取る!」と高らかに宣言した。「10分どん兵衛」とは、日清食品の即席めん「どん兵衛」の新しい食べ方。マキタが提唱したところ「メチャクチャうまい!!」と賛同する人が続出。ジワジワと広まり今年、大流行しそうな雲行きになっているのだ。

「10分どん兵衛」はそのネーミング通り、「どん兵衛」にお湯を入れてから10分間待って食べるというもの。「どん兵衛」は通常「お湯を入れて5分間で出来上がり」とうたっているため、倍の時間待てば「麺がダシを吸って、もっとうまくなる」というのがマキタの主張だった。

 マキタは昨秋、自身がレギュラー出演するTBSラジオの番組「東京ポッド許可局」(土曜27~28時)で「最近はラーメン屋で『麺硬め』を頼む人が増えたように、コシのある麺を好む人が増えたが、おダシをたっぷり吸った麺もうまいんです」と提唱。すると「10分どん兵衛」を試してみるリスナーが続出して「これはうまい!」と評判を呼んだ。

 ここまでなら一つのプチブームで終わりそうなものだが「10分どん兵衛」はさらに意外な展開に。なんと、販売元の日清食品が、どん兵衛の公式サイトに「おわび」と題し、こんな文章を掲載したのだ。

「日清食品は10分どん兵衛のことを知りませんでした。5分でお客様においしさを届けるということに縛られすぎていて世の中の多様性を見抜けていなかったことを深く反省しております。重ね重ねおわびするとともにマキタスポーツさんに感謝申し上げます。おかげさまで売れています。ありがとうございます」

「10分どん兵衛」はある意味で「こうすればおいしく食べられる」というメーカーの意向を無視したもの。それを怒るどころか「知りませんでした」とおわびした日清食品の姿勢に対し、マキタも「何たる度量!」とブログに書き込むなど感動を隠さなかった。

 そのうえ、日清食品はCMで「10分どん兵衛」を紹介。それだけに2016年は「『10分どん兵衛』が大流行するのは間違いない」とみられ、早くも「今年の『新語・流行語大賞』の最有力候補」との声も出ている。

「ちょっとした流行ではなく、一つの食べ方として定着しそう。流行語だけではなく、新語としても評価されるのではないか。どん兵衛を使った料理レシピ本を計画している出版社もあるようですよ」(出版関係者)

 マキタは本紙に「『10分どん兵衛』は11月ごろも、かなり盛り上がっていたから、昨年の流行語大賞にも『ノミネートされるかな?』と思ってたけど、間に合いませんでした」と明かす。

 ただ、ノミネートから漏れたのが幸いして、今年の流行語大賞は十分狙えそうな雲行きだ。マキタも「今年は完全に定着しそうですから、もちろん狙いますよ。12月にある流行語大賞授賞式の日は空けておきます」とニヤリ。12月には「時の人」となっているかも!?