総合司会を務める黒柳徹子(82)が29日、東京・渋谷区のNHKホールで行われた「第66回NHK紅白歌合戦」のリハーサルで、同じく総合司会の有働由美子アナウンサー(46)、白組司会「V6」井ノ原快彦(39)、紅組司会・綾瀬はるか(30)と会見に臨んだ。
57年前に新宿コマ劇場で行われた「第9回NHK紅白歌合戦」で紅組司会を務めて以降、第31~34回も含めて過去5回の紅組司会を経験している黒柳は今回、総合司会の大役を有働アナと務める。
この日はリハーサル前の出演者たちと面談を行い、井ノ原から「若いアーティストのアンケートでは、頭の中からアメが出てくるのを見たい人もいる」と教えられると、「心の清らかな人たちにはね、見られるかもしれないです」とリップサービスした。
今年はデビュー以来、黒柳が見守ってきた近藤真彦(51)が白組のトリを務める。「彼が15~16歳のときに友達になって、トリを務めるところまで35年続けてきたことが母親みたいにうれしい。本番では涙が出ちゃうかもしれないです」。
また、高齢とあって、放送時間が4時間半の長丁場になる本番では体調面が懸念される。この日も左足を引きずりながら支えられるように登場。インタビュー中も終始、壁に寄り掛かり、井ノ原に支えられる場面もあったが、「大丈夫でしょう!」と自ら太鼓判を押した。