アニメ「ラブライブ!」から生まれたユニット「μ’s」のメンバーで声優の南條愛乃(31)が大みそかのNHK紅白歌合戦の出演を辞退することが分かった。28日、南條の所属事務所の公式ホームページ「ラブライブ!」の公式ホームページで発表された。


 南條は今年8月に先天性の「膝蓋骨亜脱臼、半月板損傷」であることを発表しており、担当医師からは膝に負担のかかるダンスなどの激しい運動は禁止されていた。


 事務所は「日々、医師の指導によるリハビリとトレーニングを重ねておりますが、現在もなお、症状そのものは継続しており、医師より、膝に対する負荷の大きな運動を禁じられている状況です」と現在の容態を説明。


 本人、医師、関係各所との協議の結果「『ラブライブ!』のステージとして紅白歌合戦という晴れ舞台に相応しい内容の実演(激しいダンスによる、ステージパフォーマンス)が極めて困難である」と判断し、出場辞退を決めたという。


「ラブライブ!」の公式ホームページでも南條の出演辞退を説明。大みそかの紅白には南條を除く8人のメンバーで出場するとした。


「μ’s」が出演した10月放送のNHK「MUSIC JAPAN」やBSプレミアム「ラブライブ!μ’sスペシャルライブ」、11月に行われた紅白出場者発表の会見にも参加していなかった。


 なお12月31日には南條のもう一つの音楽ユニットである「fripSide」のライブが行われるが、こちらに関しては「膝の状況を考慮した演出・内容にて出演いたします」とした。