プロボクシング元WBC世界バンタム&フェザー級王者の長谷川穂積選手(34)のマネジャー・中辻啓勝氏(31)が「白黒カッパ」の存在を本紙に証言した。

 スポーツ界だけでなく競馬界にもカッパ目撃者がいる。有馬記念(27日、中山芝内2500メートル)にリアファル(6枠12番)を出走させる音無調教師(61)だ。「僕は子供のころに宮崎県の児湯郡尾股(こゆぐんおまた)というところで育ったんだ。もう過疎化が進んで廃村となってしまったけど、小学校1年生の時にその川沿いの道をカッパが歩いてくるのを見たんだ。確か一人で歩いていた。なぜここまで覚えているかというと、くちばしがあったからね。それはよく覚えている。それでこっちに向かってくるものだから、怖くなって慌てて逃げたんだよ。夢なのかもしれないが、あれは確かにカッパだった」

 サラブレッドで白黒と言えば「芦毛馬」。有馬記念には芦毛の代表馬ゴールドシップ(8枠15番)が出走する。グランプリにはファン投票1位で出走。「それに応えられるように意地を見せてほしい」と須貝調教師はラストランでの奮起を期待する。本紙の取材で浮かび上がった新事実、白黒カッパの存在はもしや…有馬記念でのゴールドシップ爆走の予兆なのか。