テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏(年齢非公表)が22日、東京・千代田区の霞が関ビルディングで、三井不動産主催の「クリスマス・ギネス世界記録チャレンジ」に出席した。

 デーブ氏はサンタ姿で登場し「こんばんは。ユースケ・サンタマリアです。それにしてももっと太った人いなかったんですか」とあいさつすると、「国立競技場やっと決まったね。あれでえ~やん(A案)」「クリスマスに限ってコピー機が故障した。トナーないかい(トナカイ)?」などと“クールギャグ”を連発。ホワイトクリスマスには程遠い暖冬の都内に、寒風を吹かせた。

 イベントは折り紙で作った5000個の星を集めてモザイクアートを造るというものだったが、達成までに手間がかかり、なんと1時間半押し。デーブ氏は得意の話術で30分以上もトークを繰り広げて場をつないだ。

「このイベントそのものが折り紙つきだよ。何度も立ち会ったがギネスは本当にガチだから。ちゃんと数えてる。レコ大も同じくらいしっかり審査してもらいたい」

 続けて「マギー司郎さんや江頭2:50がいると間が持って助かるんだけど。テレビ的には達成できない方がネタになって面白い。散々待たされて達成できなかったと『さんま御殿』で話したい」と、しっかりネタにした。

 その後も止まらない。「米国は七面鳥やハム、日本ではなぜかチキンを食べる。でも、食べ過ぎると倦怠期(ケンタッキー)フライドチキンになる」とクリスマスネタから、「三井(ミッツ)マングローブ」と主催者まで標的にするなど言いたい放題だった。

 そんなデーブ氏は姉からクリスマスプレゼントをもらったのだとか。「スター・ウォーズのフリースパジャマ。着てみたけど恥ずかしい」と珍しく顔を赤らめた。

 なお、モザイクアートは2度目の挑戦で5033枚を達成し見事、ギネス世界記録に認定された。