女優・黒柳徹子(82)がこの一年、ユーモアで貢献し、世の中に明るい話題を提供してくれた人に贈られる「ゆうもあ大賞」に輝き、9日、都内で行われた「平成27年度(第44回)ゆうもあ大賞」の授賞式に出席した。

 黒柳はテレビタレント第1号としての長年の活躍やユニセフ親善大使の活動、さらに今年、文化功労賞を受賞したことなどの功績が認められた。「ユーモアは大好き。こういう賞は初めてで何にも増してうれしい」と笑みを浮かべると、ゆうもあくらぶ理事長の大村崑(84)から副賞として「金の耳かき」を贈られ「金のものをいただくのは初めて」と大喜び。壇上にもかかわらず即座に耳をかいてみせた。

 大みそかには紅白歌合戦の総合司会を務めるが「打ち合わせもしていない。アナウンサーでもないのに総合司会っていうのも心配なんですけど」

 一部で入院しているのではと体調面を危惧する報道もあった。しかし「車イスに乗っているかのように言われてますが、元気に歩いています。でも、どこかでつんのめって転んでしまうこともあるかもしれないので、もう少したったら車イスというのも考えようかとは思っていますが、まだ乗ってません」と言い切った。

 病院から打ち合わせに向かったという入院説も「近くの病院に風邪の薬を打ってもらいに行った。たまたま夜遅かったので、そこで寝たまま仕事に行こうというということになっただけ。元気でいます」と否定した。