女優・波瑠(24)がヒロインを務めるNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」の撮影現場に、NMB48山本彩(22)が訪れていたことが3日、大阪市内の同局で行われた定例局長会見で明かされた。

 AKB48が歌う同ドラマの主題歌「365日の紙飛行機」のセンターを担当する山本は先月18日、同局内のスタジオを訪問。他局での収録の合間を縫って、差し入れのみたらし団子を手に、主演の波瑠を激励したという。

 山本は朝ドラを家族で見ているそうで「『あさが来た』は朝にぴったりのドラマで、ヒロイン・あさが同じ女性として芯が強く、ブレない感じがとても格好良くて、私も“朝から頑張らないといけないな”という気持ちにさせてくれます」と感想を語った。

 一方、波瑠は「毎朝、AKB48さんのさわやかな曲で番組が、そして一日がスタートして『今日も一日頑張ろう!』という気持ちになれます」と山本がセンターを務める主題歌をベタ褒め。中でも「明日、頑張ろう~」という歌詞がお気に入りだと明かし、山本からは「“じゃあ今日、頑張れよ”とか言うんですよね(笑い)」とツッコミを入れられたという。

 そんな山本が所属するAKB48とNMB48は紅白歌合戦への出演も決まった。歌唱曲は未定で、会見した正籬聡局長は「希望としては、これだけ話題となりましたし、このドラマも『365日の紙飛行機』という主題歌が見ていただくキッカケになったと思う。紅白歌合戦で何らかの形で取り上げて、はじけていただければ」と選曲を期待した。

 この日は同ドラマの追加キャストも発表。大蔵省の元官僚・渋沢栄一役で三宅裕司が出演するほか、放送初期にヒロイン・あさの幼少期を好演した子役の鈴木梨央が、あさの長女・千代役で再出演することも発表された。