お笑い界でポスト松本人志とさえいわれていた千原ジュニア(41)が、大きくつまずくかもしれない。原因は、結婚による“幸せ病”だ。
「民放キー局の制作担当者が一堂に会するディレクター会議で、ジュニアのあのネタはもう“賞味期限切れ”との烙印を押されてしまったんですよ」とはある放送作家。
ジュニアといえば9月28日に一般女性との結婚を発表したばかり。ところが、福山雅治&吹石一恵というビッグカップルの結婚発表と完全にカブってしまったのは周知の通り。ジュニア本人は、これはオイシイとばかりに帰京した羽田空港などで「プロポーズの言葉は“家族になろうよ”です。同じ日に“ひとつ屋根の下”に入って“スーパードライ”で乾杯しました」とコメントしたことが大ウケした。
あちこちのバラエティー番組から呼ばれてはこの話を振られるようになり、本人も結婚したことがよほどうれしかったのか、いまだにこのネタを“鉄板”と位置付け、バラエティー番組に出演した際には必ず披露しているという。だが、これがマズかったようだ。
「事前に番組スタッフと打ち合わせをしていても『ウチの嫁が…』になる。『他にネタは?』と振ってもやっぱり『嫁がな…』になってしまう。初めこそ、芸人やスタッフから好意的に取られてきた結婚ネタですが、最近は『もういいわ』と言う声があちこちから漏れ伝わってくるんです。特に今田耕司や明石家さんま、志村けんなどの独身組からは、露骨に『飽きた』と言われています」(放送作家)
最近では視聴者からも「ジュニアがまた同じ話をしている」「独身者のことも考えてほしい」などの声が上がっているという。
「ジュニアは今のところ、全く動じてませんよ。自分の中で『今日の嫁シリーズ』を芸として集大成にしようと考えているようです。ただ、周囲は『もともと自由人のジュニアが果たして何年、結婚生活を持続できるのか?』なんて声もある」(芸能プロ関係者)
既婚芸人としての正念場かもしれない。
千原ジュニアの“新婚ネタ” スタッフ、視聴者も「もう飽きた」
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