テレ東「孤独のグルメ」でブレークした松重豊の孤独な悩み

2015年12月03日 10時00分

いまや人気者となった松重

 いまやテレビ東京の看板番組となった「孤独のグルメ」(金曜深夜0時12分~)に出演する松重豊(52)の悩みが判明した。ドラマとグルメをかけ合わせたような番組はすでにシーズン5に突入し、その人気はいまだ健在。番組をきっかけにCMにも複数登場し、脇役から主演俳優となり、誰もが知るおじさんとなった芸歴28年の松重のリアルな私生活、番組の秘話とは――。

「脇役としてあらゆる作品で顔を見かける松重ですが、その多くがこれまでは悪役だったんです。そんな松重が『孤独のグルメ』では味のある、とぼけた演技で人気を博して大ブレークした。実に皮肉な話です」(制作プロデューサー)

 番組では下戸の大食漢、井之頭五郎を演じているが、素顔は真逆だという。

「番組とは違って、お酒は大好きで毎日、晩酌は欠かせない。小食で一日一食主義。だから『孤独の――』の収録は大変なことになるんです。視聴者には伝わりにくいかもしれないですが、松重さんは出された食事はすべて実際に食べ、しかも完食している。好き嫌いなどは一切なしで、ガチンコで食べている。そのためにロケの前日から何も口にしないで空腹の状態で現場入りする。さすがベテランですよ」(制作関係者)

 そんな松重のひそかな悩みが体重増だ。

「そんな食事の仕方をしたら太るに決まっています。しかし、長身でスマートな体形がウリの松重さんだけに『番組で太ってしまった』とは絶対に口にできない。そこで始めたのが“松重式ダイエット”。犬の散歩や腹筋運動、時間に余裕がある時は収録後、カロリー消費のために、必ず歩いて帰宅する。しかも、1キロ歩くごとにヨガのポーズ、戦士や木のポーズをして脂肪を燃焼しやすくしているそうです。これを見かけたらレアですよ」(関係者)

 松重のこうした努力のかいあって、番組視聴率は5%前後をキープする好調ぶりだ。

「深夜の5%というのは快挙ですよ。ゴールデン&プライム帯に換算すれば視聴率は10~15%近い番組になる。たとえば、1本当たり5000万円をかけて制作するフジの篠原涼子の主演ドラマ『オトナ女子』などは視聴率9%程度ですからね。コスパ(費用対効果)としてはウハウハですよ」(制作関係者)

 しかも「孤独の――」の制作費と松重のギャラを聞いたら2度、驚く。

「総制作費は1本あたりわずか300万円弱なんです。基本、オールロケで美術セットも必要ないですし。しかも松重さんのギャラは30万円ほど。他の出演者も、エキストラなどを含めて計20万円ほどですからね」(関係者)

 テレ東幹部は「この調子でシーズン100まで制作するぞ」と鼻息が荒いというが、その域に達するのも夢ではない。