ツイッターフォロワー数5万5000人を誇るカリスマ女子高生モデル・楠ろあ(19)が、衝撃カミングアウトだ。本紙記者に差し出してきたのは自身が写った2枚の写真。よ~く見ると、そこには通常では考えられないモノが写り込んでいた!! 驚く記者を横目に「初めて明かしますが、実は私、よく心霊現象に遭遇するんです…」。そんな楠の口から語られたのは、まさに“世にも奇妙な物語”だった――。

 まずは2枚の写真をご覧いただこう。ともに学校生活の何げない風景を写したものだが、イスに座る楠(右の写真)に何やら違和感が…。

 股の間で両手を重ねているのはわかるが、手と指の角度がまるで一致しない。楠の左手を覆い隠すように、第三者の手が横から“乱入”しているように見える。

 左の写真も強烈だ。これは友人と学校帰りのバス停でのひとコマ。右端の楠ばかりに目が留まるが、問題はそこではない。ベンチに座る左端の女性の肩口を見てほしい。黒髪の女性が何かを訴えるかのように、こちらを見ているではないか!!

 後方の路線図のボードをカバーする透明アクリル板に通行人の女性が反射したとしても、あまりに顔は小さく、バランス的におかしい。通行人の顔だとして、この大きさからすると、かなり遠方の通行人でなければならないが、そうであれば、ここまで鮮明には写り込まない。また仮に通行人の反射だとすれば、立ち位置からして、このボードのほぼ正面に立っている楠と友人が反射していないのはおかしい。やはり心霊写真なのだろうか…。その可能性は極めて高い。ここまではっきりと写り込むケースは珍しい。

 楠が言葉を選びながら切り出す。

「実は、昔から私が写真を撮ると、写ってることが多いんです。心霊現象に遭遇することも多くて…。霊を集めやすい体質のようなんです」

 楠は群馬県出身で、幼いころから「天井を見上げては、あちこち指をさしてる子だったって」。後々わかったことだが、生家は霊たちの通り道といわれる「霊道」に位置していたという。

 小学4年の時に一軒家に引っ越した後も、心霊現象は頻発する。

「夜、2階の自分の部屋から1階のトイレに下りたところ、階段脇の鏡の反射で自分の部屋が見えたんです。そしたら閉めたはずのドアが開いていて、部屋に白い服を着た子供が浮いていたんです」

 単身上京し、モデル兼社長として活躍する現在も、奇妙な現象は起き続けている。

「誰も入っていないはずのトイレのドアが『赤』になって開かないんです。これは私が友達の家に遊びに行った時にも起きました。十円玉で開けると、やはり誰もいませんでした」とは楠。

 就寝中にエアコンが「ピッ、ピッ」と動きだし、暖房と冷房、交互に切り替わったため、本体を確認したところ、そもそも電源自体がオフだったこともあったという。

 楠は「帰宅後、ベランダに人影があって『ドン! ドン!』と窓を叩かれたこともあります。警察を呼んで現場検証しましたが、人や動物がいた形跡はありませんでした」とも明かす。

 一度、仕事のつながりで著名な霊能力者に見てもらったところ「あなたは強いパワーを持っている。これから当たり前のようにいろいろなものが見えるようになる。自分で意識しないと、追い込まれることになる」と忠告されたという。

 バンドメンバーと心霊スポットに肝試しに行った時が、まさにそれだった。誰も近付かない山奥のトンネルに車で入ったところ、楠は突然泣きじゃくったのだが、その間の記憶はなし。帰り道に車内から先ほどの山を見ると、男性の顔が無数に浮き上がっていたという。

「あれは本当に追い込まれました。嫌な予感のするところは近付かない方がいいですね」

 とはいえ、ホラー映画やお化け屋敷は「大好き」という楠。心霊系のテレビやイベント出演にも意欲的だ。本紙に公開した写真も霊能力者から「邪念はない」とお墨付きをもらっており、楠と一緒にいたからといって、他人に悪影響を及ぼすことはないという。

☆くすのき・ろあ=1996年6月4日生まれ。群馬県出身。通信制高校在学中の現役女子高校生。ファッション誌「CUTiE」(休刊)や「HR」(グラフィティ)などでモデルを務める傍ら、女子中高生に大人気の青春フォトサイト「放課後物語」を運営する「株式会社ARONDOLL」の代表も務める。女優としても映画「デルモルデ~輝いて~」(2014年)などに主演。音楽活動にも意欲的で、これまで3つのバンドを渡り歩いた。ツイッターフォロワー数はアントニオ猪木、華原朋美クラスの5万5000人超のカリスマ高校生モデル。身長162センチ。