視聴率絶好調のドラマ「下町ロケット」(TBS)に出演する俳優の安田顕(41=TEAM NACS)が30日、都内で行われた映画「俳優 亀岡拓次」(来年1月30日公開)の特別試写会に出席した。

 12月8日に誕生日を迎える安田は、サプライズバースデーケーキを贈られ感激。

「監督がインタビューで『安田さんのすごいところは』と聞かれ『いつでもおならが出せるところ』と答えたので、毎回そのことを聞かれる。ほかにすごいところはなかったのか」とジョークを飛ばし笑わせた。

 すっかり人気俳優となった安田。この日は平日の昼にもかかわらず、会場は女性客で満員だ。だが、学生時代にはクリスマスの苦い思い出があった。

「高校生の時に『君は僕をスキになる』というロマンチックな映画を見て影響された。歩いて20分くらいの所に好きな子が住んでいたので、イブの夜11時に家を抜け出して走って行った。その子の家のすぐそばに老人ホームがあって、そこの電話ボックスから電話して『明日、空いてる?』と聞いたら『空いてるわけないじゃない』と言われてフラれた。北海道なんで、雪が深々と降っていた」

 フラれた腹いせなのか、安田はイベントでその女性の名前を連呼したが、急に冷静になり「名前は書かないでよ」と報道陣に呼びかけた。

 会見には女優の麻生久美子(37)も出席した。