元「AKB48」板野友美(24)の実妹で新進女優の板野成美(20)が27日、芸能イベントデビューを果たした。


 成美は3月からサンドイッチチェーン・サブウェイのCMで本格的な芸能活動を開始。この日は、都内で行われた「肉のSUBWAY」(東京・表参道店で29日まで)のオープン発表会に出席し、初めて報道陣の前にお披露目された。


「緊張しています」とガチガチで初々しい。今後は「いろんなお仕事に挑戦したい。女優として、映画とかドラマとか舞台とかミュージカルとか」と意気込んだ。


 4歳年上の姉は大手芸能事務所ホリプロに所属。かたや成美は「アクターズトレーニングスタジオ(ATS)」という役者養成所に所属している。


 芸能界で聞き慣れないATSは2012年に設立され、他の芸能事務所のようにマネジメント業を専門としておらず、役者に演技指導するスタジオ運営が本業という。


 つまり成美は、役者養成所とマネジメント契約した比較的珍しい女優になる。成美の関係者によれば「(友美の)実妹と名乗らずATSに応募してきた。13年に所属が決まった後に、実は実妹だったと知った」という。成美は安易に姉の力を借りたくなかったようだ。


 ATS側は、成美が女優として成長すれば、大手芸能事務所に送り出す方針。これは、友美がかつて活躍したAKBの運営戦略に似ている。


 AKBのメンバーたちは新人時代、芸能事務所AKSに所属し、ブレークした後に大手芸能事務所に籍を移すパターンが多い。最近では8月に川栄李奈(20)がAKB卒業と同時にAKSからエイベックスに移籍した。


 姉が活躍したのはAKB、妹が所属するのはATS。ルックス同様、この響きも似ている!?