ヤンキース・田中将大投手(27)の妻・里田まい(31)が、漫才日本一を決める「M―1グランプリ2015」(12月6日)の“苦労人コンビ”に大注目している。


 先日発表された「M―1」決勝進出者に名前があったお笑いコンビ「タイムマシーン3号」(山本浩司=36、関太=36)は里田と意外なつながりがある。実は2人はかつて、里田の所属事務所に籍を置いた。それだけでなく「ラジオ番組でレギュラーとして長年共演していて、とても仲が良かった」(ラジオ局関係者)。


 タイムマシーン3号は05年にも「M―1」で決勝進出するなど、以前から実力を評価されていた。一方、そのころの里田は「カントリー娘。」としてデビューしたが、なかなかブレークできずにいた。


 ところがその後、里田は「クイズ!ヘキサゴンII」に出演し“おバカキャラ”として大ブレークした。「立場は逆転し、里田の方が名前が売れた。タイムマシーン3号は『M―1』のチャンスを生かしきれずにくすぶっていた。『里田とトリオになったら?』とも言われたこともあったようで、2人は悔しかったと思いますよ」(同)


 その悔しさをバネにすべくタイムマシーン3号は一昨年、賭けに出た。事務所移籍を決意したのだ。


「お笑いの場合、事務所を移籍すると大変。新しい事務所では一番下っ端から出直さなくてはいけないし。でも2人はあえてその道を選び、再び『M―1』決勝の舞台に這い上がってきた。だから今回は並々ならぬ気合が入っているでしょう」(お笑い関係者)


 タイムマシーン3号の決勝進出の一報は関係者を通じて、妊娠7か月の里田にも届けられた。里田は2人の優勝を祈っているというが、その願いは通じるか?