作家で歌手の辻仁成がパリで発生した新たな銃撃戦を18日、自身のツイッターを更新して“実況中継”した。

「パリ、今、郊外のサンドニのガブリエルペリ通りで銃撃戦だそうです。特殊部隊が突撃しています。生放送中。サンドニは移民の方々が多い郊外地区。うちからはかなり離れた場所だから、大丈夫です」とテレビの生中継があったことと自身の無事を伝えた。

 さらに「かなり激しい銃撃戦です。テレビ各局が生放送して中継してる。暗い街角に銃声が激しく響き渡ってる。警官が撃たれ怪我したみたいです」と連続的に投稿。

 続けて「逃走中のテロリストかどうかわからないみたいだけどアパートに立てこもってます。立てこもってるのは5人くらい」と詳細を伝えた。

 またサンドニ周辺はかなり危険な状況だとした。

「サンドニ地区周辺の学校は休校になります、とテレビで呼びかけてます。街の中心地は完全に閉鎖されてます。2人が死亡、銃撃音が続いてる。散発的というより、断続的に。特殊部隊が街を包囲してる」

 先週、辻は教授を務める京都の大学の授業のためパリから帰国。その直後の14日(現地時間13日)にテロが発生した。そのため緊急渡仏し、パリにいる息子の十斗くんと再会した。