馳浩文部科学相(54)とタレントの高見恭子(56)夫妻が10日、都内で開かれた理想の有名人夫婦を選ぶ「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー 2015」の授賞式に出席した。

 結婚20周年を迎えた馳夫妻は、長女(17)を含めた3人家族。高見は夫が大臣という重責を担うなか、内助の功として支えている様子がメディアなどで伝えられ「いい夫婦」に選出された。ツーショットで公の場に出るのは今回が初めてだそうで、普段は「お互い仕事を持っている。互いに互いの色がつくとまずい」という理由で一緒に外出することを控えていた。

 馳氏は週末になると地元選挙区(石川1区)に戻ることが多く、家を空けることがほとんど。夫婦円満の秘訣について馳氏は「結婚して同じベッドで同じ布団で寝るのは大事なことです。普通の(夫婦の)姿を(娘に)見せていくのは大事なことです。妻は料理上手でチャッチャッと作ってくれる。朝も娘の弁当を作るんです」と話した。

 高見は「(家では)ホッとしてもらうのが一番目指しているところ。お仕事って大変ですから、家でリラックスしてもらえる空気をつくるようにしています」と馳大臣への心遣いを明かした。

 報道陣から「結婚してから破局の危機はあった?」と意地悪な質問が出ると、高見は「それはあっても、言えないですよ」と少し驚いた表情で話した。馳氏は「そういう(破局の危機)発想自体、ないです。家に帰ればいつも(高見が)いてくれます」と打ち消した。

 また、2005年の結婚から10年目を迎えたタレントの藤井隆(43)と乙葉(34)夫妻も受賞。藤井は「馳さん、高見さんのお話が聞けてよかった。目指す先輩のご夫婦が見つかりました」と、馳夫妻に感銘を受けていた。