長野五輪スピードスケート女子500メートル銅メダルの岡崎朋美氏(44)がこのほど、よしもとクリエイティブ・エージェンシーと所属契約を結び、9日、都内で発表会見に臨んだ。

 事務所の先輩となった元プロ野球投手の石井一久氏(42)が同席した会見で、岡崎氏は「いろんなことにチャレンジしたい。メダルを取ったときのように一心不乱にやりたい」と宣言。現役時代に出産した長女が5歳になり「少し手も離れて、視野を広げたいと思うようになった」という。

 また、この日は過去に政界進出の誘いを受けていたことを告白。「現役のころですね。2度オファーがありましたけど、スケートがしたかったのでお断りしました」

 女子スピードスケートの先輩で同じ北海道出身の橋本聖子氏(51)は参院議員として活躍中。「追いかけたい気持ちはあるけど、私はそういうタイプじゃない。別のところで頑張りたい」と今後も出馬の意思はない。

 所属先によしもとを選んだ理由については「イメージと違うところの方が面白いと思った」と明かした。

 今後はプライベートでも親交のある石井氏らとともに、スポーツを通じた地域活性化プロジェクト「ふるさとアスリート」に参加。その一方で「機会があれば、どなたと(の共演)でも」とバラエティー番組出演などのタレント業にも興味を示した。