昨年夏に子宮頸がんを発症し、治療によって寛解したアイドル・夏目亜季(25)が39度前後の高熱が約1週間続きダウンしていることが5日、分かった。

 昨年9月、夏目は大学病院で子宮頸がん(ステージ1)と診断された。リンパ節への転移も発見され、10月に一時入院した。その後、通院し放射線と抗がん剤で治療し、今年1月に寛解した。

 以後、アイドルとして活動を再開させている。

 17歳のときに日本に1700人しかいない膠原病(こうげんびょう)の一種といわれる「自己免疫性溶血性貧血」という難病にかかった。

 18歳のとき、交通事故に遭い、助手席のフロントガラスに頭部を強打し、全治6か月の外傷性くも膜下出血で生死の境をさまよった。

 今もがん再発を気にしながらの生活が続く。

「高熱はつらすぎます。左首のリンパ節のしこりが2つ腫れていて痛いです。がんではないことを祈ります。病院へ行きましたが来週まで熱が続くようなら入院するかもしれません。地元に帰ろうかな」と、気弱になっている。

 ただ、がん再発の可能性は低いようだ。診断によると、高熱の原因としては「感染菌が侵入している」。もう一つは「昔患った膠原病の再発」だという。

 膠原病とは、全身の血管や皮膚、筋肉、関節などに炎症が見られる病気の総称。原因不明の発熱や湿疹、関節の痛みなどの症状が見られる。女性に多い病気で、リウマチなど数種類の病気が含まれる。

 来週にははっきりした診断結果が出る。