日本を元気にする会のアントニオ猪木参議院議員(72)が1日、東京・練馬区の日大芸術学部江古田校舎で行われた学園祭にゲストとして出席した。

 猪木氏は学生たちに「来年は参院選もありますが、投票はしますか?」と尋ね、皆から「します」との回答を得ると満足そうな笑みを浮かべた。

 これに気を良くすると「結婚式に呼ばれることが多いが、その時はだいたい会場の裏の動線を用意してくれる。調理場を通ることが多いので、いろんなホテルの調理場を知っています」「写真を撮る時、カメラマンに『アゴを引いて』と言われて、どうすりゃいいんだってなるんです」などと口も滑らかに。

 学生たちに闘魂注入のビンタをする際も「ひと叩き100万円。政治家やめて宗教つくろうか、ビンタ教とか。1日10人で1000万円、いい商売ですね」とジョークを飛ばし、会場を盛り上げた。

 さらに、主催者から書をしたためるよう求められても「親の遺言で恥はかいても字は書くなと言われた。そのくせ名前はカンジ(寛至)」などと勢いは止まらず。最後は達筆な「芸」という文字を披露し、恒例の「ダーッ」で締めた。