女優・田畑智子(34)が28日、都内で開催中の「第28回東京国際映画祭」で行われた、映画「鉄の子」(来年2月13日公開)の舞台あいさつに出席した。

「鉄の子」は福山功起監督の実体験を基に制作された作品で、親の再婚で同学年の“キョウダイ”になった男女2人のストーリーが描かれている。

 2人の“キョウダイ”の母親役として3年ぶりに主演を務めた田畑は、脚本を読んで「ある一つの家族のあり方、生き方が描かれているなと思った。それが描かれているからこそ、それをどう表現したらいいかなという悩みはありました」と話したが、「役づくりは特に何も考えませんでした」と自然体で撮影に臨んだという。

 一方、だらしない父親役を演じた裵ジョンミョン(30)は「自分に近い役でしたね。監督が言ったことを現場でやるだけでした」と、こちらも自然体での撮影だったようだ。

 なお、同映画にはお笑い芸人のスギちゃん(42)も出演している。