女優・釈由美子(37)が26日、都内で行われた映画「エベレスト 3D」(11月6日公開)のチャリティー試写会に出席した。

 釈はビジュアル系個性派歌手GACKT(42)やイケメン獣医らとの幾多の恋愛を経て先日、同い年の実業家男性と入籍したばかり。釈の趣味である登山を通じて絆を深め、結婚に至ったという。

 釈は登山について「小さいころから父に連れられて家族で登山をしていた。最近、テレビ番組がきっかけで夢中になり、時間があれば山に行ってガンガン登っている。エナジーを体全身に浴び、ロマンがある。穂高に登った時は滑落した人を運ぶヘリを見て、死と隣り合わせなんだな、謙虚でないといけないと自覚した」とコメント。

「今年1月に他界した父は北アルプスの雲ノ平に行くのが夢だった。いつも父の遺影を持って登山をしている。いつか父を連れて行ってあげたい。今回の作品を見てエベレストは無理だと分かったので、来世に希望を託したい」と今後の登山目標を語った。

 夫は登山に関しては全くの素人だったが、父を亡くしてショックを受けている釈を癒やすため「感動を共有したい」と声をかけて山に誘ってくれたという。そんな優しさが釈の心を動かしたようだ。

 新婚アツアツのように見えるが、早くも夫婦仲に亀裂が入る事態が。先日、釈が結婚後初めて公の場に姿を見せたイベントで、夫のことを「Mr.ビーン似」と表現したことがきっかけだった。

「浮かれすぎてイカレポンチな発言をして、主人に怒られた。沢村一樹さんに似ているとよく言われているみたいで、Mr.ビーンというのが心外だったみたい。不穏な空気になった。私を心底笑わせてくれるという、いい意味で言ったんだけどな」と苦笑した。