テレビ東京の連続ドラマ「釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助」(金曜午後8時)初回が23日に2時間スペシャルで放送され、平均視聴率は10・8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが26日、分かった。

 この10・8%という視聴率は、フジテレビが総力を挙げて制作したドラマ「オトナ女子」(主演=篠原涼子)の初回9・9%を上回る数字。

 テレビ関係者は「テレ東の10%という視聴率は他の民放に換算すると、20%に匹敵するくらい大変な快挙。制作費もライバル局より格安でやっているから効率も抜群です」と指摘する。

 ドラマは主人公のハマちゃんこと浜崎伝助役を濱田岳が担当。スーさんこと鈴木一之助社長には映画シリーズで、ハマちゃん役を演じた西田敏行が演じる。

 原作の漫画の売り上げは2600万部を突破し、5年前に終了した映画シリーズも大ヒットを記録した。

 ちなみに、テレ東が25日夜に中継したプロ野球・日本シリーズ「ソフトバンク―ヤクルト」の平均視聴率は7・3%だった。週末の夜をテレ東を見て過ごした家庭が多かったようだ。