人気グループ「AAA」は19日、所属するエイベックスマネジメントの公式ホームページで、企業とのコラボ企画でプレゼントされたサイン入り景品の一部にメンバーではなく、スタッフが偽サインを書いていたことを発表し、謝罪した。


 スタッフによる偽サインが発覚したのは「『AAA Cafe』スイーツパラダイス(SoLaDo原宿店・心斎橋店・福岡PARCO店)」「ぐるなびでAAA特別プランを予約してキャンペーン特典をGETしよう!(in TOKYO)」「AAAのプリでアルバムを作ってAAAに会おう!!」の3企画。各企画ではメンバーの直筆サインが入ったCDやポスターが送られるキャンペーンが行われていた。


 しかしエイベックスではこの日、社内の調査の結果「サイン入り景品を限られた時間内に準備する必要に迫られ、弊社スタッフ1名が、AAAメンバーに無断で彼らのサインを真似て書いていたことが判明いたしました」とグッズに書かれたサインが偽物だったと発表。


「このことによりお客様の信頼ばかりかAAAメンバーの信頼をも裏切り、また多大なご迷惑をおかけしてしまいました。このようなことは決して許されないものであり、心よりお詫び申し上げます」とファンに謝罪した。


“偽サイングッズ”が送られたファンには「信頼回復への第一歩といたしまして、当選されたお客様にAAAメンバー本人直筆サイン入りポスターをあらためて発送させていただきました」といい、「今後はこのようなことが二度と起きないよう、スタッフ教育及びコンプライアンス・マインドの確立を徹底して参ります」とした。


 またAAAメンバーも「AAAを応援してくださる皆さんへ」と題した声明を連名で発表。


「正直、私たちの知らないところで今回の件が行われていたとの報告を聞いた時は本当にショックで悲しかったです」とスタッフがサインを入れていたことは知らなかったといい「たった1人のスタッフさんが単独で行った行為とはいえ、私たちは、AAAスタッフをこの10年以上ずっと信じていろいろな事を乗り越えてきました。それを思うと本当に悔しいです」と現在の心境をつづいている。