人気アイドルグループ「AKB48」が16日、東京・秋葉原のAKB48劇場で、政治評論家の田原総一朗(81)プロデュース公演「ド~なる?!ド~する?!AKB48」初日をスタートさせた。
 
 1曲目に選ばれたのは、田原氏がミュージックビデオに出演した「希望的リフレイン」。最新シングル「ハロウィン・ナイト」を含め、全17曲をパフォーマンス。
 
 公演でWセンターを務めた谷口めぐ(16)、川本紗矢(17)の2人と、高城亜樹(24)、田名部生来(22)が会見した。
 
 レッスンを視察した田原氏から「AKB48は創立10周年なので、新しいAKB48をつくるんだ、新しい時代をつくるんだという意気込みで頑張ってください」と激励されたメンバーたち。
 
 ベテランの高城は「これからAKB48が、いろんな人を巻き込んでいける力を公演でつけていけたら」と話せば、次世代メンバーの谷口は「これからAKBの若手がすごく頑張っていかないといけない。ヤングツアーをやらせていただいたり、若手メンバーに活躍する機会を与えてもらってるので、私たちも期待に応えないといけない」と気を引き締めた。
 
 田原氏から「センターで頑張ってください」と直々に指名を受けた川本は「たかみな(高橋みなみ)さんが卒業を発表されてから、コンサートだったりいろんなことを若手でさせていただいて、自分もAKBの力になりたいと思ってるけど、まだ具体的な行動に移せてないので、ちゃんと自分で考えてAKBをこの先も10年、20年と続けていけるように頑張っていきたい」と目を輝かせた。
 
 舞台はAKBファンの著名人がステージを手掛ける特別公演の第3弾。これまで落語家の春風亭小朝(60)、元サッカー日本代表の岩本輝雄氏(43)がプロデュースした公演が行われた。
 
 今後、時期は未定ながら第4弾として米大リーグ・ヤンキースの田中将大投手(26)のプロデュース公演も予定される。