お笑いコンビ「流れ星」の瀧上伸一郎(36)、ちゅうえい(37)がこのほど、都内でデビューシングル「岐阜ミーチャンス」の発売記念イベントを行った。

 お笑いコンビ「爆笑問題」の田中裕二(50)、お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニア(41)、「麒麟」の川島明(36)、お笑いトリオ「ジャングルポケット」の太田博久(31)などお笑い界も結婚ブームだ。

 独身の瀧上は「この前、僕も(南海キャンディーズの)山ちゃん(山里亮太)と2対2で婚活合コンをしました。相手が僕より年上のバツ1、子持ちなのはいいんですけど『彼氏がいる』って…。なんで来てんだよ、と思いました」と悔しさをにじませた。

 30~40代の人気芸人が結婚する裏事情もささやかれている。

「売れっ子になる年齢が上がっている。養成所ができて芸人の数が急増し、競争が激化している。今は30代にならないと、レギュラー番組を持つチャンスも生まれない。しかも、明石家さんまらトップも元気。ジュニア、川島ら人気芸人でも5年後、10年後の自分を想像することが難しい。“イス”が空かないだけに、お笑い界でストイックにさらに上を目指すより、結婚をして私生活を充実させる芸人が増えた面はある」(関係者)

 さらに、ジュニア、川島、太田ら特に吉本芸人にとっては「ダウンタウン」の松本人志(52)の影響が大きいという。

「吉本芸人の間では、お笑いを突き詰めるには家庭を持つことはマイナスという考えもありましたが“パパ芸人”となった松本が以前の芸風と変わらず笑いを取っている。しかも、視聴者はたまに見せるパパの顔に好感を持ち、松本のイメージもアップした。後輩芸人の結婚へのマイナス意識がなくなったのです」(前同)

 かつてあった「芸人は家庭を持ってはいけない」という定説は死語になったようだ。