女優・宮沢りえ(42)、松たか子(38)が10日、東京・世田谷区の駒沢公園で行われた「東京キャラバン 公開ワークショップ ショーケース」に参加し、パフォーマンスした。


「東京キャラバン」は劇作家の野田秀樹氏(59)が発案。東京や日本のさまざまな芸術文化を発信しようという試みで来年夏、五輪開催中のブラジル・リオデジャネイロを出発点に、このキャラバン隊が日本全国でパフォーマンスするという計画。この日はその制作過程を一般公開した。


 まずは松が朗読、宮沢が演者となるパフォーマンス「旅立つ前夜~1964年の子ら」を披露。2人の大女優の見事なコラボで集まった500人の観衆を一気に引き付けた。


 観覧した舛添要一東京都知事(66)は「キャラバンはすばらしい試み。女優のお2人には華があって、明るくなりましたね」と称賛する。20年の東京五輪に向けては「最近はエンブレム問題などで雰囲気が暗かったので、明るく盛り上げたい」と話した。


 その東京五輪の「文化発信」で注目されているのが、ビートたけし本紙客員編集長(68)の存在だ。


「海外でも知名度抜群の北野監督がプロデュースすれば、海外メディアも大きく報道する。東京五輪PRにはうってつけです。舞台作品なのかプロモーション映像なのかジャンルは問いません」(広告代理店関係者)とかかる期待は大きい。


 さらにこの日パフォーマンスした宮沢、松と2人の実力はたけしも認めるところ。たけしが審査委員長を務める「東京スポーツ映画大賞」では、松が一昨年、宮沢は今年、主演女優賞を受賞しているのだ。「たけしさんがプロデュースするとなれば、2人とも喜んで協力するでしょう」(芸能プロ関係者)


 東京五輪で宮沢、松を起用した“キタノプロデュース”が実現するかもしれない!?