女優・萬田久子（５７）が９日、大阪・国立国際美術館で開催される「クレオパトラとエジプトの王妃展」（１０日～１２月２７日）開会式にゲストで登場した。

　ゴージャスな衣装を身にまとった萬田は「この迫力には驚きましたね。ピラミッドを見たときの感動がよみがえった」と満喫。王妃の頭部という像がお気に入りで「唇も素晴らしくセクシー。印象に残っています」と話し「いただけるなら、あれがいい」とジョークを飛ばした。

　現在放送中のＮＨＫ朝の連続テレビ小説「あさが来た」に、波瑠演じるヒロインあさの姉の嫁ぎ先のしにせ両替屋の女将・眉山菊役で出演する萬田。

　宮崎あおい演じるあさの姉・はつを、嫁いびりする役で「イジワルですよね～。しにせを守るために強くならざるを得ない。クレオパトラも国を守るために強い女という印象になるんですよね」と自身の役柄とクレオパトラを重ねた。

「これから、どんどん宮崎あおいちゃんをいびりまくる。すっごいシーンもいっぱいある。クレオパトラを思い出しながら、いびります」と予告。

「はつは、なかなか強いので、いびりがいがありますね。でも、（宮崎）本人は本当に小柄でかわいい人なのでつらいですよね。『ごめんなさい』と言っておきました」と萬田の性格とは逆の設定に対するホンネをもらした。