先月24日に胆管がんで亡くなった女優川島なお美さん(享年54)の告別式が2日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれた。

 芸能関係者900人、ファン600人が参列した式の最後、出棺に際して喪主を務めた夫でパティシエの鎧塚俊彦氏(49)は「妻、川島なお美は女優として貫き通してまいりました。最後の幕のどん帳が今まさに下りようとしています」と涙ながらにあいさつした。

 川島さんの曲「偶然の後で」が流れる会場は参列者たちのすすり泣く声に包まれたが、鎧塚氏は「女房は拍手を頂くことが何よりの喜びでした。生きがいとしていたと言っても過言ではありません。最後は大きな拍手で送ってやってください。アンコールはありません。割れんばかりの拍手を送ってやってください」と呼びかけた。

 すると、会場からは拍手が発生。1500人の参列者による盛大な拍手は、川島さんを乗せた車が完全に見えなくなるまで5分以上、鳴りやまなかった。

 主な参列者は野呂佳代(31)、小倉久寛(60)、釈由美子(37)、別所哲也(50)、佐藤弘道(47)、秋元康(57)、肥後克広(52)、鳩山邦夫(67)、はるな愛(43)、岡島秀樹(39)、三波豊和(60)ら多数。