吹石一恵はなぜ福山ファンの怒りを買わないのか?

2015年10月02日 16時30分

福山雅治と入籍した吹石一恵

 最近の芸能界で最も話題になったニュースは、“独身最後の大物”福山雅治と女優・吹石一恵の結婚だろう。このニュースは、プロ野球セ・リーグの優勝争いが大詰めを迎えているなか、多くのスポーツ紙の1面を飾った。スクープではなく発表モノでスポーツ紙の1面になる芸能ネタは最近、めったになかっただけに注目度の高さをうかがわせた。

 

 おかげで「福山ファンの女性がみんな、悲鳴を上げている」なんてニュースまで流れている。今年は芸能界の大きなニュースが少なかったせいか「芸能関係から流行語大賞が出るとすれば『安心してください。はいてますよ』か『福山ロス』」なんて声さえ出ているほどだ。

 

 もし“福山ロス”の女性ファンなら、お相手の吹石に対し「あのオンナは許さない!」なんて怒りの声が噴出してもおかしくないが、実際にはそんな声はあまり聞こえてこない。その理由について業界内では「相手が吹石で良かったのでは。名前は出さないけど、もしドラマで主演を張るような、ブイブイ言わせている女優だったら、バッシングはもっとすごかったはず」(テレビ局関係者)などとささやかれている。

 

 あることないこと、いろんな噂が飛び交う芸能界だが、こと吹石に関しては悪い評判を聞いたことがない。一緒に仕事をした共演者やスタッフは一様に「本当に礼儀正しくて性格がいい女性」と口を揃えるのだ。

 

 いったい吹石一恵とはどんな女性なのか? 中学生の時に関西で芸能活動をスタートさせた吹石は、有名になっても移籍せず今でもその時と同じ事務所に所属し続けている。

 

「正直言って大手とは言えない事務所。東京に出てきてから大手の芸能プロをはじめいろんな事務所から『ウチに来ないか?』という誘いがあったようだが、義理人情を重んじる吹石は移籍せず、最初に世話になった事務所に居続けているんです」(芸能関係者)

 

 また父親がプロ野球・近鉄バファローズで活躍した吹石徳一氏なのは有名な話。当時の近鉄は豪放磊落(らいらく)なイメージが強いチームだが、吹石氏は全く逆で家庭を大事にする父親だったという。

 

「お酒は一滴も飲めなかったそうで、現役時代から仕事が終わると真っ先に帰宅して家族を大事にしていたらしい。そんな父のことを一恵は今でも大好きで『ほっぺにチューくらいは普通にします』と公言しているほど」(前出の芸能関係者)

 

 仁義を重んじ家庭的な吹石に対し、福山も「彼女の誕生日に入籍する」という真摯な態度でこたえた。すべてが誠実な対応をしたうえで結婚に至っただけに「ケチの付けようがない。これでは福山さんの熱心なファンも、文句の言いようがないでしょう」(同)。

 

 当事者を非難するつもりは全くないが、もし福山の結婚について“交際0日だった”“相手の女性が乗る新幹線を調べて待ち伏せ、プロポーズした”なんてニュースが流れたら、女性ファンの怒りはもっと収まらなかっただろう。それを避けるためにも「独身最後の大物」と結婚する相手の女性には“清廉性”が求められた。それを満たす数少ない女性が吹石だった、ということか?