歌手のささきいさお(73)、水木一郎(67)、堀江美都子(58)、大杉久美子(64)が27日、東京・江東区の「Zepp Tokyo」でのアニメソングライブ「日本コロムビア アニメソング 50th THE LEGENDS ライブ」の開演前に報道陣の取材に応じた。

 日本コロムビアが1965年に「ジャングル大帝」の主題歌を手がけてから50年。「アニソン四天王」と呼ばれるレジェンドたちが一堂に会した。“アニソンの女王”堀江は「私の人生はコロムビアそのもの」と感慨深そうに振り返った。

 4人ともいまだ現役バリバリ。その秘訣を聞かれると、ささきは「私はジムなど体力づくりをしています」と日々の努力を欠かさない。大杉は「フラダンス」を行っているそうで、水木は「登山です!」とあの張りのある声で答えた。

 昔は「アニソン」という言葉もなく、「テレビ漫画の歌」というふうに軽く見られる風潮があったという。

 堀江は「子供のための歌だからグレードが高いんですと言って、社会的に徐々に認知してもらった」と振り返る。ささきは「いい作品があったから歌ってこれた」と胸を張った。

 最後は全員で水木お得意のポーズ「ゼーット!」を決めた。