スウェーデン出身の漫画家、オーサ・イェークストロム氏(31)が26日、東京・新宿区の紀伊國屋書店新宿南店で新刊「北欧女子オーサが見つけた日本の不思議2」の発売記念トークショーを行った。

 オーサ氏は子供のころ「セーラームーン」や「犬夜叉」を知って、漫画家になることを決意。スウェーデンでイラストレーターとして活動後、2011年に日本に移住し、日常をネタにしたエッセー4コマ漫画ブログが人気となった。

 スウェーデンはまだまだ漫画文化が発達中のようで、「日本の漫画はほとんどない。英語版の漫画を古本屋で探してきて、それを読んでました」と苦労があった。漫画を描くのもひと苦労。日本でアシスタントを雇おうにもツテがなく、スウェーデンの友人に頼んだ。

「インターネットでやりとりしながら、手伝ってもらいました。すごい高いんですよ(笑い)。お友達価格で1時間5000円。普通なら、1時間1万円はしますね」と苦笑い。「今後、漫画を出すときは日本でアシスタントを探したい」と話した。