タレント阿川佐和子(61)が23日、都内で、司会を務める音楽トーク番組「サワコの朝」(MBS―TBS系、毎週土曜午前7時30分~)が放送200回を迎えたことを記念して収録後、会見した。

 週刊誌でも対談コーナーを持っている阿川は「3日で7人と対談しなくちゃいけなくて、誰がどこで生まれて何をしたか、もう分からなくなっちゃった(笑い)」こともあったそう。

 ゲストに思い出の曲や、心に響く曲を聞く番組にちなみ、現在のお気に入り曲を聞かれると、インドの民族楽器・タブラー奏者の「ユザーン」(37)と、ひたすら日本の歴史にまつわる楽曲を歌うミュージシャン「レキシ」のコラボ作「Takeda’」を挙げた。「負けた武田勢の“馬”の気持ちを歌った曲」にグッときたのだとか。

 8月3日に父で作家の阿川弘之さん(享年94)を老衰のため亡くしたばかりだ。

「自由に歩いたり食べたりできない苦痛な状態で長生きすることはふびんなので、そこはよかった。だが、一家のあるじをなくすと大変よ。葬儀や通夜をどうするとかもそうだし、雑務は山のように残っている」と長女の苦労話も飛び出した。