「℃―ute」メキシコ公演大成功 空気薄い高地で踊って熱唱

2015年09月21日 05時00分

ライブで躍動する「℃―ute」。左から鈴木愛理、矢島舞美、岡井千聖、中島早貴、萩原舞

【メキシコ・メキシコ市19日(日本時間20日)発】アイドルグループ「℃―ute」(リーダー・矢島舞美=23、中島早貴=21、鈴木愛理=21、岡井千聖=21、萩原舞=19)が、当地のライブ会場「SALA」でコンサート「℃―ute Cutie Circuit ~Vamos a Mexico!~」を行い、大成功を収めた。

 

 会場は開演前から「オレ、オレ、オレ~! キュート! キュート!」とサッカー会場のような大合唱。スタート曲「悲しきヘブン」のイントロでファンはサイリウムを振り回した。

 

 アイドルの枠を超えた歌唱力とダンスがウリだが、標高2240メートルという高地特有の「酸素の薄さ」がグループを苦しめる。

 

 リーダーの矢島は「足が上がらなくなってきちゃって…。普通に日本でライブをしても結構、体力を使うんですけど、ここで同じように動いてても、体力を消耗しました。自分は絶対大丈夫だって思っていたので、甘かったなーと反省しています」と実はヘトヘトだった。

 

 セクシーなダンスが魅力の中島も「体力面で早めのうちに消耗しちゃって、もっと体力作りをしておけばよかった。でも、ファンの人たちがキラキラした笑顔を見せてくれたので、頑張れました」とギリギリだった。

 

 そんな中、気圧の低さがプラスに働いたのは萩原だ。「なんか、普段よりも舞台でジャンプできたんですよ! 東京でもできるかな?」。ただ、気圧のことを知ると「そうだったんだー。じゃあ、東京ではダメじゃん!」と苦笑い。

 

 一方、ライブで萩原が気になったことは「岡井の人気ぶり」だった。「千聖への声援が大きかった」と指摘すると、岡井も「自分でも感じた。またメキシコには必ず来たい」とドヤ顔。これに萩原は「曲の途中で目が合った時に、すごいドヤ顔してたのがわかった!」と突っ込んだ。

 

 グループは世界進出を目標に掲げている。

 

 鈴木は「来てみないと分からないことがたくさんあるなあと思った。まだまだ、キュートのことを知ってくださる人たちがいるなら、頑張りたいです」と意欲を見せる。

 

 結成10周年の節目に大仕事を成し遂げたメンバーたち。今後について聞かれると、矢島は「10年目にして初めて経験することがあったので、まだまだ続けていれば、いろんな“初めて”がたくさんあるのかなと思うと、まだまだ頑張りたい」と走り続けることを誓った。

 

【一番乗りは午前3時】℃―uteのライブを初めて経験できるとあって、メキシコのファンは開場前からヒートアップ。一番乗りのファンは「午前3時から並んでます。8時間離れた場所から着ました」と声を弾ませた。

 

 私設応援団も作られており、自分で「℃―ute」のロゴが入ったマスクを作る猛者もいた。

 

 男性の自称ドクトル・キュートは「マスクはメキシコの文化だからね。得意技(キュートの曲)は『Crazy 完全な大人』さ」。女性の自称ミス・キュートは「私はダンスも踊れるの。得意技(曲)は『次の角を曲がれ』よ」と興奮冷めやらぬ様子だった。