なぜ結婚もできない負け組アナがMCなのよ!! 元日本テレビの西尾由佳理(38)が、元TBSの小林麻耶(36)に恨み骨髄だと、テレビ業界でもちきりだ。きっかけは日テレのトークバラエティー番組「誰だって波瀾爆笑」(毎週日曜午前9時55分)のMCの座をめぐるバトル。日テレとTBSの“元エース女子アナ”だけに周囲はハラハラ。何が何でもレギュラーが欲しい2人は猛アピール合戦を繰り広げたが、勝ったのは西尾ではなく小林だった。今や2人は穏やかならぬ関係にあるという。

「この2人は絶対に会わせてはいけない…」。テレビ業界はこの話で持ち切りだ。

 日テレの「誰だって――」の番組スタートから7年間、MCを務めてきた関根麻里(30)が産休に入ることで空いたところに小林の起用が決まった。TBSを退社後、不遇の身となっていた小林にとって舞い込んだ大役だったが、この決定にリベンジとばかりに心の炎を燃やすのが日テレ出身の西尾だ。

「小林に“仕事を横取りされた!!”と言っていますよ。以来、ずっ~と逆恨みをしている状態」(放送作家)

 西尾は、この9月で唯一の地上波レギュラーだった「世界HOTジャーナル」(フジテレビ系)が打ち切られ、10月からはレギュラー番組ゼロになる。

「本人もかなり焦っていたようです。そんな時に飛び込んで来たのが関根の産休情報。日テレにいる同期生から偶然、教えてもらったようで、それ以来、彼女の猛烈な売り込み攻勢が始まったんです。プライドの高い西尾にしてみれば、地上波レギュラー番組がゼロというのは屈辱以外の何物でもないですから」(制作会社関係者)

 ところが、いざフタを開けてみれば決まったのは小林。なぜ日テレ出身者の自分ではないのか? 結婚もできない負け犬キャラ小林に寿退社した西尾が「負けるはずない」と思っていたであろうことは想像に難くない。その分、怒りのボルテージもMAXなのだ。

「西尾はものすごく自信があったようで、元同僚らに『また、日テレに行く機会が増えるから』なんて電話を入れていた。そりゃ古巣ですからね。知っているディレクターやプロデューサークラスに内々で話をしていたようです。その感触も良かったのでしょう。なのに、番組スタッフが選んだのは世間から“婚活ダメ女”の烙印を押されている小林。しかも、2人は同じ事務所所属なんです。西尾はセレブ婚で女の勝ち組という自負があったのに、プライドはズタボロですよ」(日テレ関係者)

 西尾、小林共に局在籍時は看板アナ。似たようなキャリアだ。古巣というアドバンテージがあったにもかかわらず、西尾が負けた理由は何だったのか。

「西尾が知っているプロデューサーはもう“上がり”の状態で現場での発言権はゼロに等しい。それこそ、西尾が日テレ時代に見下していたAD連中がディレクターやプロデューサーになって力を持ち始めているんです。当然、その当時の印象を持っていますから、あまり使いたがらない人は多い。片や小林は後がないことが自分でわかっているし、テレビを通しても、その必死さは伝わってくる。それに腰が低く、仕事に前向きというのは業界の横のつながりでも伝わりますからね。結果は当然ですよ」(前出の関係者)

 ツイていないともいえるが、エースアナ時代に現場のスタッフに“高ビー”と思われる言動があったのかもしれない。ただ、西尾がそんな日テレ内での自分の評価が分かっているのかどうかは、はなはだ疑問。

「小林にとっては西尾の逆恨みはいい迷惑でしょうが、何で私じゃないのか、という思いは強いようで、この2人がかち合ったらどうなるか分からないと、周囲はヒヤヒヤしながら見ていますよ」(前出の放送作家)

 この2人が事務所の忘年会などで同席したらどうなるか? ちょっと見てみたい気もする!?