アイドルグループ「AKB48」を8月に卒業した倉持明日香(26)が16日、都内で行われた舞台「バイオハザード・ザ・ステージ」の制作発表会見に出席した。

 全世界で累計6500万本の売上を誇るホラーゲームが初めて舞台化。AKB卒業後、初の舞台でヒロインのメアリー役を務める倉持は「これから稽古。すごくワクワクしています」と胸の高鳴りを抑えられない。ゲーム自体には「触れ合って生きてこなかった」とゲーマーではないという。

 AKB卒業メンバーの舞台では、川栄李奈(20)の主演舞台「AZUMI 幕末編」(公演中)が好評を得ている。

 倉持は、川栄がライバルか聞かれ「応援している。(見に行った)メンバーの評判もすごく良かったらしいです。川栄のようにがんばらなきゃ」と刺激を受けた。

 この会見は昼過ぎに実施。同日夕方から始まる「第6回AKB48グループ ソロシングル争奪じゃんけん大会」では、AKBの梅田綾乃(16)にエールを送った。「かわいがっています。私が提案した衣装を着てくれるみたいです」

 自身は卒業しても「離れた実感がない」という。「メンバーと昨日もご飯した。おとといの夜には相談の電話もかかってきました」と慕われているようだ。

 共演のベテラン俳優・千葉真一(76)は、今回の舞台について「(そもそも)ゲームはあまり好きじゃない」「(バイオハザードの)映画版を1本見た。こんなもんなんだと思った」とチクリ。

 それでも出演を決めた理由は「私も(役者として)伸びしろはある。若者文化に入り込んで、刺激をもらって、次の作品の肥やしになればと思った」とまだまだ貪欲だ。

 舞台は、10月22日から東京・港区の「EX THEATER ROPPONGI」で行われる。