お笑い芸人のカンニング竹山(44)が14日、都内で行われた、アカデミー賞3冠受賞映画「セッション」のブルーレイ&DVD発売記念イベントに出席した。
 
 名門音大を舞台に新入生と鬼教師の“対決”を描いた「セッション」。とりわけ鬼教師役のJ・K・シモンズ(60)のキレ演技は、アカデミー助演男優賞に輝くなど大きな話題となった。
 
 キレるといえば、竹山にも先日、こんなことがあった。公私ともに仲良しのアンタッチャブル・山崎弘也(39)が電撃入籍。一番仲がいいはずの竹山だけが、結婚を知らされないといういたずらを受けた。
 
 竹山は「あのバカが俺だけに言わなかった。自分の人生のことでもハメやがって。前日に俺のマネジャーや後輩には電話をかけて伝えたが、『竹山さんには言わないで』とくぎを刺し、業界で俺だけが知らなかった。何人かに裏ではキレたけど」と振り返りながらも、カメラの前ではキレなかった。
 
 続けて「最近はアンジャッシュの児嶋やバイきんぐの小峠が出てきたが、今の世代のキレ芸トップは俺。パイオニアの自負がある。ハニートラップに引っかかったことがあるし、何でも来い、だ。うちはNGがないから、うそでも何でも好きなことを書いていい。ギャラも言ってやりたいくらい」と叫ぶと、「今日は高くも安くもない、そこそこのギャラ。それを4割サンミュージックが取って、残りの3割を税金で持っていかれる。夫婦でつましく暮らしている」とブチまけた。
 
 勇ましく見えるが、最近やたらと“本当はいい人”と言われて危機感を募らせているとか。「本当は家族愛がテーマの映画を夜に1人で見に行き、1人で泣きながら歩いて帰るのが好き」と“涙活マニア”であるらしく、このままではキレ芸のトップを守りきれない可能性もある。
 
 そのためか、風俗街のすぐ脇でイベントが行われたこの日は「仕事の後は風俗に行こうかな。嫁もいるのにまた浮気しやがった、ろくでもないやつだと書いてほしい。お願いします」と報道陣におねだりした。

「セッション」ブルーレイ&DVDは18日発売される。