今季から2代目Jリーグ女子マネージャーを務めるタレントの佐藤美希(22)が意外な“苦悩”を告白した。10日、東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れ、佳境を迎えるJ1第2ステージとJリーグの注目試合を無料放送(19日から10日間)する「スカパー!」をPRした。

 佐藤は全国各地を飛び回り、Jリーグの宣伝活動を行いながら、ここまで34試合を観戦している。「サポーターの方にも声をかけていただけるようになりました。その土地ならではのグルメも必ずチェックしていますね」と話すが、女子マネには予想外の苦労が伴うようだ。

 その一つがファッション。「悩みというか気をつけていますね。各クラブにはチームカラーがあるので…。試合会場ではホームチームのユニホームを着ていますが、スタジアムの行き来もサポーターに見られていますから、服装は意識しています。そのために、どうしても白とか黒とかグレーになってしまうんです」

 例えばJ1浦和のチームカラーは赤で、同じさいたま市を本拠地とするJ2大宮はオレンジ。ライバルチームを連想させる色の服装で浦和の試合に行けば、サポーターの反感を買いかねない…というわけだ。また、Jリーグ全体をPRする立場として、服装だけではなくかばんや靴も、特定クラブを連想させるような色にならないよう気を配っている。

 さらにスタジアムでの活動を意識し、スカートもなるべくはかない。佐藤は「どうしてもパンツが多くなりますね。(洋服を)なかなか選ぶのも大変ですよ」。オシャレを楽しみたい年ごろでもあるが、しばらくの間は地味カラーのファッションで我慢するしかないようだ。