NMB48が10日、大阪市内のNMB48劇場でチームN「ここにだって天使はいる」公演を行い、アンコールで13thシングル「Must be now」(10月7日発売)を初公開した。

「Must be now」はクラブミュージックとあって、難易度の高い激しいダンスが特徴だ。選抜メンバーは9人と同グループのシングル曲の中でも異例の少なさで、山本彩(22)、渡辺美優紀(21)、加藤夕夏(18)、西村愛華(17)、梅田彩佳(26)、日下このみ(19)、岸野里香(21)、石田優美(16)、木下春奈(17)が選抜入りした。

 山本や渡辺が順当に選ばれる一方で、過去12作連続でシングル選抜メンバーだった小谷里歩(21)、白間美瑠(17)、上西恵(20)が初の選抜落ち。渡辺も2作目「オーマイガー!」で選抜を外れているため、13作連続選抜入りは山本だけとなった。

 9thシングル「高嶺の林檎」以来のセンターとなった山本は途中、ヘッドセットが飛ぶほど激しく踊り「久しぶりのセンターはプレッシャーもあるけど、そこは打ち勝っていきたい」と宣言。「まだまだNMB48も勝負ができるグループだと思っている。いい意味で期待を裏切っていきたい」と意気込んだ。

 渡辺は「直球のダンスナンバー。好みで言うと今まででナンバーワン」と笑顔を見せ「新しいNMB48をたくさんの方に知ってもらって、新しい層の方にも興味を持ってもらいたい」とアピール。加入4年目で初選抜となった石田は「4年間すごい長かったけど、あきらめないでよかったと心の底から思った」と目を赤くした。