ホスト転身のビッグダディ 枕営業、よろこんで!

2015年09月10日 06時00分

名刺の名は「ビッグダディ」

 あの“大物”が満を持して夜の社交界に羽ばたいた! リアリティー番組「痛快!ビッグダディ」(テレビ朝日系)で一世を風靡したタレントで柔道整復師の林下清志(50)が、眠らぬ街新宿・歌舞伎町でホストデビューを飾り、本紙に「枕営業上等!」と堂々宣言した。結婚・離婚5度、連れ子を含め最大20人の子だくさんだった林下は、性に不満を持つ女性客の求めに喜んで応じる覚悟だという。

「痛快!ビッグダディ」を経て、林下は昨年4月から9月末まで、フジテレビ系の昼の情報番組「バイキング」の火曜レギュラーとして出演するまでにタレントとしても活躍してきた。

 だが、華やかな様子とは大違いで実際は「1日拘束されて、ギャラは岩手からの往復交通費込み。岩手で1日働いている方がよほど儲かった。レギュラーをもらえるのはとんでもないステータスだったので引き受けただけ。あまり視聴率が取れてないが、内側からは楽しくて、あれはあれでよかったと思う」と振り返った。

 テレビ出演は激減したが、芸能界は出稼ぎ感覚だっただけに未練はない。しがみつこうという気持ちも一切なかったという。そんなところに降って湧いたのがホストデビューだった。

 イケメンでもなければ若くもない。女性のあしらい方など得意な方ではない…どう考えても自分のキャラと対極で“あり得ないオファー”だからこそ引き受けたという。新宿・歌舞伎町のホストクラブ「club A.C.T」へ週1回、火曜日に出勤している。

 林下は「この業界は自分より何百倍も優秀な人が山ほどいる。この年だからそんな人たちのマネをしたところで仕方ない。セラピストとして興味を持ってもらえたら。でも、需要がなくても人生何ともない」と個性あふれるホストになる意向だ。

 また、ホストといえば“色恋”のお水の世界。過去に5度結婚して女性には自分なりの誠意を見せてきた林下とは相いれないように見えるが、そうでもないようだ。

「これまでの人生で、恋愛感情なく“セラピスト”としてしたセックスは3回ある。俺とやってみたいという要望があれば、セラピストとしてのセックスはできる。需要はないと思うが、求められれば愉快なので応じるつもり。別に興味本位でもいいので声をかけてもらえれば」と林下。

 客を取るために寝るつもりは一切ないものの、聞きようによっては“枕営業”とも思えるセックスはできるというのだ。

 林下の強みは柔道整復師として、人体の構造を知り尽くしていること。

「女性の膣には筋肉があって、感じさせるには理屈があるし、女性は理性のスイッチを外すと乱れる。セラピストに上半身も下半身もない。別に潮吹きしても気持ちいいわけではないからね」

 あの“性のカリスマ”加藤鷹(56)とも堂々と対談を果たしており、性の知識は相当なものだという。

 思えば、林下の周りはいつもドラマチックだった。昨年10月に盛岡の自宅が火事に遭って上京したダディは現在、浅草の露天クイックマッサージ(10分1000円)、柳橋の予約制サロン、六本木の心療内科と3つの職場を行き来し、昼夜なく金を稼いでいる。自ら育てる4人の高校生は月40万円の仕送りでは足りず、おのおのがバイトして生活しているという。

 今年5月、ある舞台にチャリティー出演し、1日10時間の猛稽古を続けたあおりで収入がなく、携帯電話もガスも止まったまま。家賃も2か月滞納しているという。

「本当は子供がバイトしなくてもいいくらいにしたい」と漏らす林下の元にホストデビューのオファーが届いたのは、1か月前。昨年はプロレスデビューも果たしており、何だってできる。“金欠”の林下にとっては渡りに船だった。

「金欠は今に始まったことじゃない。『痛快――』のころから子供に働いてもらっていた。今苦しいと思われるのは、俺がテレビに出て裕福になったと勘違いされているから。収入がすごく増えたわけではなく、暮らし向きは全然変化がない」と主張する。

 元妻のタレント・美奈子(32)をはじめ、歴代の妻たちをとりこにしてきた林下が、夜の街でホストとしてどのように女性たちをしびれさせるのか。気になるところだ。