「アホの坂田」ことお笑い芸人の坂田利夫(73)が6日、都内で行われた「ヨシモト フルサト映画会」に出席。まだ一度も結婚したことがなく独身の坂田だが、70歳を過ぎてなお結婚を諦めていないところを見せた。

 同映画会は、吉本興業の所属芸人が地域活性化を支援する「あなたの街に“住みます”プロジェクト」の一環として行われるもの。岡山県新見市を舞台に撮影された映画「新見的おとぎばなし」で初主演を果たした坂田は「映画は素晴らしいですね。感動して1週間眠れなかった」と出来栄えに太鼓判を押した。

 また新見市の魅力について「美人が多いですね。まだ独身だけど結婚するなら新見の人。マンションでもダイヤの指輪でも買うたるで~」と財力をアピール。「東京で家を買うおカネがあれば、新見市では山ひとつ買える」という話を聞くやいなや「山買うたるで~。牛も1頭つけたるで」と、結婚に意欲をのぞかせた。

 そんな坂田についてお笑い関係者は「坂田さんが結婚に意欲的なのはいいこと。というのも吉本には、『まだ坂田師匠がいるから大丈夫』とばかり、婚活に本腰を入れない芸人が多数いるんです」と指摘する。代表的なのが今田耕司(49)や「ナインティナイン」の岡村隆史(45)などだ。2人とも超売れっ子で、おカネの面は何の心配もない。人気芸人だけにモテないわけがないのに、女性の噂はほとんど聞かない。

「今田さんなんかは『50歳までには結婚する』と宣言しているが、どこまで本気なのか…。実際に独身の大先輩に坂田さんがいるから、『自分もまだ大丈夫』とタカをくくっている面があるようなんです」(同)

 その坂田がまだまだ結婚に前向きな姿勢を見せれば「今田や岡村も必死になって結婚相手を探すだろう」というわけ。いっそのこと“70歳を超えての電撃婚”となれば今田、岡村も焦りまくることになりそうだが…。坂田の“快挙”が期待される。