AKB48チーム8が5日、東京・秋葉原のAKB48劇場で公演の初日を迎えた。

 47都道府県から1人ずつ選ばれた47人で構成される大所帯のチーム8。この日の初日公演の選抜メンバーを選ぶため、「AKB48 ネ申テレビ」(CSファミリー劇場)の企画で合宿を敢行。参加しなかった3人を除く44人から16人が決まった。

 チームA2ndステージだった「会いたかった」公演を披露し、かつてのセンター・前田敦子(24)のポジションは熊本出身の倉野尾成美(14)が担当した。

「嘆きのフィギュア」「涙の湘南」「会いたかった」を続けて歌い、MCでは各メンバーが某所での合宿を振り返った。

 千葉県出身の吉川七瀬(17)が「みんなでお風呂に入ったら、千葉では見たことない巨大な虫が出てきた」と言えば、栃木県出身の本田仁美(13)は「人生で初めて夏に暖炉にあたった」と感慨深げに明かした。

 次の「渚のCHERRY」で前田のポジションを担当したのが倉野尾だ。4人のユニット曲だが、倉野尾が黄色で、ほか3人が水色の衣装。今公演でははっきりと誰がセンターとは決まっていなかったが、この曲では倉野尾がセンターと分かる演出だ。期待されているのは間違いない。

 その後、「桜の花びらたち」や、アンコールで「47の素敵な街へ」「ハロウィン・ナイト」などを歌った。今後の公演はこの16人で固定ということではなく、変化もある予定。将来が楽しみだ。