紀香は大丈夫か。かねて交際が話題の女優・藤原紀香(44)と歌舞伎俳優の片岡愛之助(43)が、28日発売の写真週刊誌「フライデー」でラブラブ密着ぶりを報じられた。掲載写真の紀香は幸せいっぱいの表情を浮かべているが、心配されるのは愛之助の“ポイ捨て病”だ。前の恋人・熊切あさ美(35)だけでなく、過去に複数の交際女性を“ポイ捨て”していたことが本紙の取材で判明。そのうち1人は拉致事件寸前の騒動に発展したという。愛之助の危険な“持病”、紀香は知っているのか――。

「フライデー」によると今月下旬、エステ帰りの紀香を愛車に乗った愛之助がピックアップ。パーキングに車を止め歩き始めると2人は手をつなぎ、片時も離れたくないとばかりに紀香が愛之助の腰に手を回す場面もあった。この日、愛之助は紀香の自宅マンションにお泊まりしたという。

 2人の交際は5月にも女性誌で報じられた。当時、愛之助は熊切と交際していたとみられるが、紀香との密会がバレて騒ぎになるや「(熊切とは)もう別れています」と主張し、紀香のことは「友人」と強調。これに熊切が「別れ話になったことはない」と反論し、泥沼の破局騒動が繰り広げられたのは記憶に新しい。

 芸能関係者は「愛之助が何と言おうと、あの時点で熊切と切れていなかったことは間違いない。そうでなければ、あそこまで大モメになりませんよ」と話す。

 結局は騒動を機に愛之助と熊切は完全破局。再び紀香との逢瀬をキャッチされたのだから「乗り換えた」とみられても仕方がない。注目は2人がゴールまでたどり着くかどうかだが、心配されるのは愛之助の“ビョーキ”だ。

「熊切さんがそうされたように、彼はポイ捨ての常習者。ある日突然、音信不通になり、そのままフェードアウトしたことは1回や2回でない」

 こう証言するのは愛之助をよく知る人物だ。

 過去には社長令嬢や舞台女優、歌舞伎関係者、グラドルなど複数の女性をポイ捨てしてきたという。

「元カノの舞台女優は、熊切さんの破局騒動をニュースで見て『私の時とおんなじ!』と叫んだそうです。別れ話が進んでいたわけでもないのに、いきなり連絡が取れなくなるのが彼の特徴。社長令嬢も半年後にようやく別れたことに気づいたそうです」(同)

 愛之助は交際する女性に対し「いつか一緒になろう」と結婚をにおわす発言をすることが多いとか。グラドルはその言葉を信じ、愛之助の身の回りの世話をするために仕事をセーブしたり、所属事務所の移籍も考えたという。

 ところが、気がつけばいつの間にか、愛之助と音信不通に…。何度電話してもつながらず途方に暮れ、しばらくしてから「ポイ捨てされた」と気づき、立ち直れないほどのダメージを受けたという。

「あまりの仕打ちに彼女の友人が激怒。愛之助を車で拉致する計画を立て、待ち伏せするところまでいったそうです。これは実行寸前のところで未遂に終わりましたが、愛之助の女グセにブチ切れている人は多い。捨てられたある女性が中心となって“愛之助被害者の会”を結成する動きもあります」とは別の関係者。

 愛之助の“ポイ捨て病”は歌舞伎界でも有名で、熊切との騒動では同業者からも「さすがにやりすぎだ」と声が上がっていたという。

「熊切との破局騒動のさなかの5月に行われた中村獅童さんの結婚披露宴を欠席したのも、梨園関係者から『おまえは来るな!』と通告されたためです。決して愛之助本人が出席を遠慮したわけではありませんよ。歌舞伎界では彼と距離を置く人が続出しています」(梨園関係者)
 愛之助がなぜ“ポイ捨て”を繰り返すのかは、いまだ謎のまま。一説には「女性との別れ方がわからない」という話もあるが、やられた方はたまったものではない。

 一方の紀香もお笑い芸人・陣内智則(41)と離婚した苦い経験がある。今回こそは幸せになってもらいたいところだが、果たして結末はどうなるか?