俳優・岩城滉一(64)、タレント・河北麻友子(23)らが24日、都内で行われた映画「ヴィンセントが教えてくれたこと」(9月4日公開)の特別試写会に出席した。

 不良じじいと少年の交流を描いた物語に、岩城は「俺はちょいワルというよりごくワル。俺のやんちゃ体験は皆の前で言えんでしょ」と苦笑い。「ノロケるわけじゃないけど、夫婦仲はいい。でも、飲み屋に行ったら若いやつより触る。英雄、色を好むというタイプで、やりたい放題だから」と豪語した。

 続けて「俺はジムに行ったことも、食い物に気をつけたこともない。シワ伸ばしも、髪をブラシで叩くこともない。ザイラップ(プライベートジムのライザップのこと)に行こうかと思ったが、この年でムキムキになるのもどうかなと考えた。それより、俺はサーフィンなんかで遊んでるうちに、楽しみながら筋肉を使って自然に鍛えている」と、自然体の人生観を語った。

 岩城といえば昨年“宇宙進出”の意思を表明。海外の民間宇宙飛行会社に約1000万円を支払って、今夏には地上60キロの“宇宙旅行”を楽しむ予定だった。だが、機体の墜落事故が多発したせいで、飛行は延期になっている。

 岩城は「今は飛行の許可が取れないし、飛行テストも行われていない。スポンサーがコロコロ変わっているし、金銭的にすごく難しくなってきたのではないか。研究がストップしちゃってる」と宇宙飛行を取り巻く環境を分析。「もうお金は払ってるけど、飛べるのは1~2年後ではないだろうね。俺は諦めないけど、様子を見ていると厳しいのかな」と私見を述べた。