お笑いコンビ「流れ星」(ちゅうえい=37、瀧上伸一郎=36)がCDデビューを果たすことが23日、分かった。この日、東京・渋谷公会堂で行われた「流れ星」の単独漫才ツアー「☆街道」東京公演でサプライズ発表された。
 
 2人の出身地である岐阜をモチーフにしたネタ「岐阜ミーチャンス」のCD化が決定。デビューシングルの曲名はそのまま「岐阜ミーチャンス」で、コミックソング調に仕上がり、10月14日にリリースされる。音楽プロデューサーでタレントのヒャダイン(35)が作曲を担当し、作詞は「流れ星」が手掛けた。
 
 岐阜・下呂市の「ふるさと観光大使」を務めるちゅうえいは、この曲を通して「岐阜県の観光大使になりたい!」と市にとどまらず〝県の顔〟を目指す。
 
 本気も本気だ。親戚に岐阜県議会議員がいるそうで「そっちのルートで観光大使になれないかと言っている。最終手段で岐阜の歌を出そうと思った」と舌なめずりした。
 
 2人はジャニーズのアイドル「タッキー&翼」を強烈にライバル視。自身の名前をモジッて「たっきー&ちゅばさ」を名乗る。瀧上は「タキツバ」に「負けたくない!」と鼻息が荒い。
 
 ちゅうえいが「国技館、武道館(での単独公演を)を目指していきたい!」と怪気炎を上げれば、瀧上は「あとは紅白(歌合戦)!」と応じる。
 
 ちゅうえいは「今日はそれ(紅白)を意識した衣装です。(渋谷公会堂の)お向かいにあるNHKホールを狙っています!」と紅白の会場を指さした。
  
 ちなみに、ちゅうえいは歌唱力に定評があり、ヒャダインから「うまい」と褒められたが、瀧上は「二度と仕事したくない」とブラックジョークを飛ばされたという。