劇場版「女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。」の初日舞台あいさつが22日、東京・新宿ピカデリーで行われ、同映画に主演したバンド「神聖かまってちゃん」のみさこ(29)、女優の蒼波純(14)、モデルの久間田琳加(14)ら出演者と白石和彌監督(40)が登壇した。

 映画はGYAO!で配信されたドラマ全12話に、未公開映像を加え再編集した作品。女子中学校のトイレを舞台に、女子中学生たちの本音を描く。

 出演者はトイレの清掃員役のみさこ以外は全員中学生。白石監督は「中学生の話をやりたいという念願がかなった。しかも(出演者が)全員中学生。全編にわたって僕の感動が伝わればいい」と若いキャストにご満悦だ。

 見どころについて、みさこは「スモークにまみれながらドラムを叩くシーン」、久間田は「佐々木の強烈なキャラを見てほしい」といずれも自身が演じた場面をアピールした。

 また司会者から続編があった際の希望を聞かれると、みさこは「男子中学生のトイレとかも面白そう。女の子より一気に精神年齢が下がると、だれかが放置しているうんこがあったり」と今作の逆バージョンを提案。白石監督は「精神年齢が低いドラマになりそうだなあ」と苦笑した。