フジ「すぽると!」担当に助成金「不正受給」疑惑

2012年09月28日 12時00分

 フジテレビの看板スポーツ番組「すぽると!」が大揺れだ。25日発売の週刊誌「週刊朝日」が報じた「女子7人制ラグビー」のトップクラブチーム運営団体による「toto(サッカーくじ)助成金不正受給問題」に、同番組のスタッフが関与していることが発覚した。クラブチームの元代表は不正受給の内容を認める「謝罪文」をホームページ(HP)に掲載。この大スキャンダルに、テレビ関係者は「番組が消滅しかねない」と話している。

 女子ラグビーといえば2016年のリオデジャネイロ五輪から7人制が正式競技になる。気になる日本の実力は、今月の「アジア・パシフィック女子セブンズ」で準優勝し、五輪金メダルを目標にするなどトップレベルで「新たな“なでしこブーム”の予感がする」(テレビ関係者)という。

 そんな中、女子ラグビーチーム「ラガールセブン」を実質運営する一般社団法人「トップアスリートマネジメント」(以下TAM)が、助成が受けられる申請額を水増し請求し、さらにそうして得た約900万円の大部分を寄付という名目でTAMにバックさせていた疑惑が浮上。関係各所も事実調査に動いていると週刊朝日が報じた。

 チームの元代表は25日午前、週刊朝日の発売を受けて「不正受給のお詫びと状況説明」という形で「ラガールセブン」のHPにTAMの実情を暴露した。

 TAMは「女子ラグビー普及のため」に活動を行わなければいけないのにもかかわらず、実際には「自分たちのチームのために助成金を受給し、水増し請求を行っていた。また、実際には活動していないコーチの経費も不正請求し、その上、TAMにバックさせていた」という。この社団法人の理事をフジテレビ社員が務めていたというから開いた口がふさがらない。