橋下大阪市長が中村勘九郎と勘三郎さんの思い出語る

2015年07月31日 16時53分

橋下大阪市長(左)と勘九郎

「大坂の陣400年記念 大阪平成中村座」(10月25日~、大阪城西の丸庭園内特設劇場)を開催する歌舞伎俳優の中村勘九郎(33)が31日、大阪市役所で橋下徹大阪市長(46)を表敬訪問した。


 勘九郎の父・中村勘三郎さん(享年57)と交友関係にあり、妻が歌舞伎好きという橋下氏は10年秋に行われた前回の「平成中村座」も鑑賞した。

 

「すごかったですね。最後に(演出で)天守閣が見えて。本当に感動しました」と橋下氏は振り返った。

 

 今回の平成中村座は「隠れ勘三郎」が人気を集めている。勘三郎さんの目のマークを会場の18か所に設置したもので、早くも新名物になっている。


 勘九郎が「冗談ですけれども(隠れ勘三郎を)大阪城の天守閣に…」と水を向けると橋下氏は「いいんじゃないですか。大阪城の天守閣はあとから作ったニセモノですから」と鉄筋コンクリート製で、エレベーターもある大阪城に対するホンネをぶっちゃけ、周囲を慌てさせた。


 文楽の補助金削減を決めた際には“文化の破壊者”と呼ばれたこともある橋下氏だが「お父様には共通の知人を通してエールを送っていただいた。『方向性は間違っていない』と心強く応援してくださいました」と勘三郎さんの後押しがあって、改革を進められたことを明かした。


 橋下氏は「必ずうかがわせていただきます。伝統の中でチャレンジを続けてほしい」と声援を送り、勘九郎は「なんとかやり遂げたいです。今日、父も喜んでいると思う」と応えた。