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大作家の心をつかんだAKB田名部


じゃんけん大会は野球のユニホームで参加

 AKB48・田名部生来(19)が大抜てきされたワケは「ドカベン」だった。作家・浅田次郎氏(60)の代表作「鉄道員(ぽっぽや)」の2度目となる舞台化(来年公演予定)が決定され、田名部は原作に登場しない佳代役として起用されることになった。

 21日に都内で行われた顔合わせに出席した田名部。「この作品に出られるなんて夢のようです」と大抜てきに信じられない様子だった。原作と映画も復習済みで、すでに台本を何度も読み込む気合の入れよう。主演の勝野洋(63)も「本当にすごいですね」と大絶賛した。

 キャスティングを左右した浅田氏の心を打ったのが田名部の“昭和キャラ”だった。「田名部の一番好きなマンガは『ドカベン』。お父さんの影響で好きになって、単行本も全巻持ってます。なんと漢字もドカベンで覚えたぐらい。歴史も大好きで、趣味は寺院巡り。AKBは“若い”イメージだと思いますけど、内面はまさに古き良き昭和。醸し出す落ち着いた雰囲気に、浅田さん一同、抜てきに異論はなかったんです」(ある芸能プロ関係者)

 田名部のシングル選抜入りは、2010年の「じゃんけん大会」の1回のみ。知名度からいっても決してお客の呼べる人気メンバーとはいえないが、年上キラーぶりを遺憾なく発揮した形だ。

 さらに、別の芸能プロスタッフも「昔から憧れているのが、ダンディーな高倉健さん。最近も主演作『あなたへ』を見に行きました。お母さんと健さんの良さを語り明かすこともあるとか(笑い)。勝野さんも『アイドルとは思えない! しゃべり方がしっかりしてて、落ち着きがある』と興奮気味でした」と明かす。

 大作家もベテラン俳優もイチコロにするAKBの秘密兵器の誕生だ。

 

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