一般男性との結婚と、9月末での芸能界引退を28日に明らかにした「NEWS ZERO」(日本テレビ系)キャスターの山岸舞彩(28)をめぐり、電撃発表の経緯などが浮かび上がった。

 まず、本紙昨報のように、お相手は単なる一般人ではなかった。関係者によると「有名百貨店の『丸井グループ』創業者の孫で今年38歳になる。現在は不動産関連会社の副社長で複合施設の代表。弟はNHKのアナウンサーで、慶応ボーイのイケメン兄弟として知られています」。立派な御曹司だった。

 スポーツ紙の報道を受けて発表という形になったが、「一部の週刊誌も結婚について探っていたようで、隠し切れないと踏んで、発表したようです」(別の関係者)。

 引退については潔さを評価する一方で、冷ややかな見方も。

「山岸を使ったからといって『ZERO』の視聴率が上がったわけではない。でも、山岸がいたから視聴率が下がったわけでもない。要はどちらでもよかったんですが、日テレとしては事務所との関係もあるし、今秋の契約延長の話はあったそうです」(日テレ関係者)

 それでも山岸が引退を決意したのは、何不自由ない御曹司の妻という点に加え「事務所の意向が強いのでは」という。

 事の発端は一昨年のセクハラ問題だった。

「このときは(ZEROの)プロデューサーと山岸の関係でしたが、山岸と事務所との間に大きな溝を生んだといわれています。本人は『セクハラの認識はなかった』などと後日話しましたが、問題が初めに世に出たのは、あるインターネットサイトだった。ナーバスな問題だけに、まずは事務所に相談するのが筋なんですが、山岸は違うところに相談した。それが結果的にネット媒体に流れ、事務所が問題視したようです。今回もそうで、事務所よりも週刊誌の方が情報をつかむのが早かった。これでは信頼関係もあったものではない。事務所がこれ以上振り回されても困るとサジを投げたようです」と芸能関係者は舞台裏を解説した。