フジテレビ系「FNS27時間テレビ2015」(25日午後6:30~26日午後9:54)の平均視聴率が10・4%(関東地区、以下同)だったことがビデオリサーチの調べで27日、分かった。

 今年は、お笑いコンビの「ナインティナイン」が4年ぶり3回目の総合司会を務め、サポートをSMAP・中居正広が務めた。

 瞬間最高視聴率は25日午後9時2分の19・1%。ナイナイとSMAPの水泳大会の場面だった。

 これまでの平均視聴率は、12年の「笑っていいとも!」のタモリを中心にした年が14・1%。

 13年の「女子力」をテーマにしたときが9・8%。

 14年のSMAPが総合司会を務めたときが13・1%だった。

 さまざまなお笑い企画が放送された今年は前回よりも2・7ポイントダウンと振るわず。

 目玉は、めちゃイケメンバーのオアシズ・大久保佳代子の88キロマラソンだった。番組終了間際に涙の完走を果たすと、加藤浩次は約束通り、丸刈りとなった。

「めちゃ×2ピンチってるッ!本気になれなきゃテレビじゃないじゃ~ん」と銘打ち「本気」をテーマに構成したが、フジテレビは負のスパイラルから抜け出せずあえいでいる。