お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」村本大輔(34)につきまとったなどとして、東京・渋谷区の大学4年生の女(24)が、ストーカー規制法違反の疑いで警視庁に逮捕されていたことが21日、明らかになった。

 新宿署によると女は村本のファンで、今年3月以降に計3回、村本の仕事現場に押しかけたり、待ち伏せたりした疑い。女は大筋で容疑を認めている。村本は今月中旬に被害届を提出。同署は「18日に逮捕して、20日に送検した」と説明した。

 ワイドショー関係者は「計3回のつきまといはジャニーズアイドルたちなら、よく遭う被害。それで逮捕までいくのは異例。よほど悪質だったのでは」と指摘。お笑い関係者も「村本の所属事務所内でも、この女は要注意人物として知られた存在。村本の仕事現場に来ないよう告げられ“出禁”状態だった。警視庁も2、3度は警告していた」と明かす。

 村本は21日、自身のツイッターで「人混み、夜道、いつか刺されると思いながら2年間でした」と、ストーカー被害が長期にわたっていたことをつぶやいた。

 一方でゲス芸人らしく、芥川賞作家となった「ピース」の又吉直樹を引き合いに出し「又吉は芥川賞。おれはストーカー。お互い いままでの行いが実りましたな」とジョークを飛ばした。パーソナリティーを務めるラジオ番組「ウーマンラッシュアワー村本大輔のオールナイトニッポン」の27日深夜放送分で、事件の真相を告白するとも明記し“便乗商法”に打って出る。

 しかし、内心ではビビりまくっていた。「恐れをなして、引っ越ししていますから。『ファンに手を出す』と公言しているゲス芸人だけど、被害届を出すあたり、結構まともなのもバレた」と、前出のお笑い関係者は首をすくめている。